宮古市田老のスーパー堤防。

津波から街を守ってきた
自慢の堤防でした。

「スーパー堤防があるから、大丈夫」

いつの頃からか、
そんな気持ちが生まれてしまったのかもしれません。

堤防、って
津波を防ぐためのものじゃないんです。

「時間稼ぎしとくから、
その間に逃げてね」

というのが、堤防の役目。

そのことを知っていると、
海の街に遊びに行った時、
何かあっても、
ちゃんと避難できます。

私たちは、島国に住んでます。

海抜0メーターの
首都東京。

海の恵み、
恩恵を受けられるのは

海があるから。
海が近いから。

「津波が来るところに住まなきゃいい」
たしかにその通りです。

でも、
地震なんて
日本にいる限り、
いつどこで起こってもおかしくない。

たまたま遊びに行ったタイミングで、
地震から津波が発生する可能性だってあります。

避難のスタートは、
家とは限らない。

友人の長女（当時、小学生）は、
下校途中で、東日本大震災発生。

小学校に戻り、
避難開始。

下校途中の小学生でも、
ちゃんと「命を守る」判断をしました。

↑LINE@のIDが変更になりました。正しくは、＠kiko11 です。

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